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概要
自然環境を保全するためには、現地で科学的な調査を行い、結果を分析し、必要な対策を講じることが求められます。しかし、このような調査研究は、開発途上国において、費用や専門家の不足のため、十分に実施されていないのが現状です。
こうした状況下で、長尾自然環境財団は、現地の研究者に対して「研究助成」事業と「学術出版助成」事業を実施しています。さらに、「若手研究者育成プログラム」では、現地の若手研究者や日本への留学生による自然環境保全に関する調査研究を助成しています。「長尾湿地基金」は、ラムサール条約の活動に対する支援をおこなっています。こうした助成活動を通じて、アジア・太平洋地域の自然環境の保護や保全分野に従事する人材の育成を図り、開発途上国に残されている自然環境の保護・保全を目指します 。
長尾自然環境財団
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